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TOSWORD JW-10 ( リダイレクト:JW-10 ) : ウィキペディア日本語版 | JW-10[じぇいだぶりゅー てん]
JW-10(ジェイダブリュー・テン)は、1978年(昭和53年)9月26日に日本の東芝が発表し、翌年2月に出荷開始した世界初の日本語ワードプロセッサである〔前掲「コンピュータ博物館:日本のコンピュータ:日本語ワードプロセッサ:東芝:JW-10 」〕。TOSWORD JW-10という表記がなされることもあるが〔情報処理学会「コンピュータ博物館:ライブラリ:実物の所在地情報 」 情報処理学会。(閲覧:2007年11月17日。〕、JW-10の段階ではまだ「TOSWORD」の愛称をもたなかった。東芝製の業務用ワープロに「TOSWORD」の愛称が冠せられたのは後年である〔前掲「漢字・日本語処理技術の発展:日本語ワードプロセッサの誕生とその歴史」、1218頁〕。 == 概要 == 価格は630万円。重さは220kg。片袖机ほどの大きさの筐体に、キーボード、ブラウン管、10MBのハードディスク、8インチフロッピーディスクドライブ、プリンターが収められている〔前掲「漢字・日本語処理技術の発展:日本語ワードプロセッサの誕生とその歴史」、1224頁〕。開発当初は普及を疑問視する声もあったが〔前掲「日本語ワープロ開発の極秘メモを暴露!?----立教大学・産業関係研究所シンポジウムから 」〕、JW-10の開発によって培われたかな漢字変換の技術は、日本語入力システムの全てにおいて当然のように使用されるようになり〔湘南工科大学天野研究室「プロジェクトX物語 3:日本語ワードプロセッサの世界 」 湘南工科大学。(閲覧:2007年11月17日。)〕、東南アジアの諸言語のワードプロセッサの開発にも応用されている〔前掲「日本語ワープロを開発した森健一さん 」〕。第6回データショウにてJW-10が発表された9月26日は「ワープロの日」として制定されている〔情報処理学会歴史特別委員会『日本のコンピュータ史』131頁 , オーム社〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JW-10」の詳細全文を読む
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